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ソーラー防犯カメラ IPWS1128 鉄カブトPRO Part5 まとめ

2019年8月に導入した「IPWS1128 鉄カブトPRO」ですが、弊社プレハブ倉庫の監視として、約1年半運用してまいりましたので、評価のまとめをさせていただきます。結論から言いますと、

年間を通じて安定して使える

ということです。昨年1月より1年間弊社事務所に設置した記録を紹介させていただきますので、参考にしていただければと思います。

設置場所

「IPWS1128 鉄カブトPRO」の設置場所は、弊社敷地内のプレハブ倉庫です。IPWS1128 鉄カブトPROは、東向きですので、太陽光パネルの天板と南側面の2面が太陽の照射を受けるレイアウトとなっています。倉庫屋根と同位置にあるため、日射条件は良好です。

平面図

プレハブ倉庫の前は土間になっていて、雑草が良く茂ります。

プレハブ倉庫平面図

シミュレーション画像

実際とほぼ同様のシミュレーション画像です。防犯カメラ設計ソフトが外国製ですので、アイテムも洋風です。実際には、太陽光線の向きだったり、雨や雪、霞などこのように鮮明に映るとは限りません。

シミュレーション画像

スペック

商品名鉄カブトPRO IPWS1128補足・使用感
録画解像度1920×1080 
ビデオフォーマットMP4 
撮影画角110°スペックは対角値と思われる。
実際は90°ぐらい
音声録音 
ナイトモード有(赤外線LEDによるモノクロ撮影) 
赤外線LED6灯 
赤外線照射距離最長約5m 
PIR検知距離最長約5m 
PIR検知角度110° 
PIR反応速度約1秒 
ビデオ撮影時間15秒~検知終了まで 
録画容量microSD16GB ~ 128GB(Class10以上) 
録画時間約22日分 microSD128GB検証機器は128GBを装着。
実際の年間使用容量21.8GB
上書録画データ削除のうえ再録画開始古いデーターの上書き撮影の意味
ソーラーパネル 
バッテリー種別リチウムイオン 
バッテリー容量12,000AH 
バッテリー動作時間連続約24時間 
ネットワークI/FIEEE802.11b/g/n 
防水仕様IP65 
動作環境温度0°~ 50°-10°で動作確認。
動作環境湿度 
重量約1650g 
   
センサーサイズ1/2.9(メーカー回答)センサーの高さは、アスペクト比を考慮し
2.8mmと思われる。
焦点距離3.6mm(メーカー回答) 

Wi-Fi環境について

電源はありませんが、事務所隣接ですので事務所のWi-Fiに接続しています。今まで接続できたWi-Fiルーターは次のとおりです。

  • Buffalo WAPS-1266
  • Aterm WF1200CR

運⽤記録表

動作回数と日照時間の一覧です。注目すべきは、「日照時間が短い日」の「夜間の動作回数ゼロ」となる日です。この事は「充電不足になり動作停止」になったか「PIR検知がゼロ」であったという意味です。厳密には、「夜明け前の夜間」か「夕方以降の夜間」かでも意味は異なりますので、厳密には結論付けられませんが、チェックした画像は、ほぼどちらの記録も存在していたので、「充電不足になり動作停止」は、ほぼ発生しなかったという結論になります。

仮に、「充電不足になり動作停止」しても、このデータからは充電により再度動作し機能を維持していたと言えるので、年間を通じて安定して使えると結論づけても良いとさせていただきました。

IPWS1128 鉄カブトPRO運⽤記録表
青線:撮影回数 黒線:撮影回数の内夜間に記録されたもの 橙点線:日照時間
※気象庁ホームページより三沢市の9月の日照時間参照
詳細は下記PDFファイルにてご確認いただけます。

グラフ

上の運用記録表をグラフにしたものです。黒線の夜間、青線の撮影回数が常に稼働状態にあった事を示しています。

夏季に撮影回数が多いのは、監視エリアに雑草が生え、風のゆらぎで検知された為です。

IPWS1128 鉄カブトPRO グラフ
詳細は下記PDFファイルにてご確認いただけます。

まとめ

「AC電源の無い屋外での防犯カメラ」として検証してきましたが、その有効性を確認できた思います。どうしても、AC電源が無い場所で監視したいが、高額な投資は避けたいとの需要には、充分応える事ができることと思います。

最後に、設置にあたっての留意点をあげたいと思います。

  1. 電源が、本体三方向に設置されたソーラーパネルによる発電であるため、良く日の当たる場所に設置する。
  2. カメラ自体の振動で誤検知しないようしっかりと固定する。
  3. 赤外線動体検知により録画が開始されるため、検知範囲5m以内に検知対象物(人)が入るエリアを考慮する。
  4. 赤外線動体検知1秒後に録画が開始されるため、検知対象物(人)が検知エリアを横切るような場合は記録されない事が考えられる。したがって、検知対象物(人)がカメラに近づくか遠ざかるシチュエーションになるよう配置する。
  5. 夜間の赤外線LEDによるモノクロ撮影は、AC電源供給のカメラより暗い。本体内臓のセンサーライトが点灯した場合は、この暗さの補助光となるので利用したい。ただし、警告灯として点滅させた場合は、記録画像も点滅するので、Lighting Modeを選択しホワイトLEDを15秒間点灯するように設定。15秒間は明るめに記録される。
  6. Alarm Whistleモードではサイレンを約30秒鳴らす事ができるが、誤検知を考慮すると住宅街等では騒音となるし、草木が風で揺れるような場所では、電池の消耗につながるので配慮が必要。
  7. 防犯カメラとして設置した場合、本体SDカードに記録画像が保管されるため、堅牢に固定する必要がある。本体ごと奪われ無いようにしたい。
  8. 長期運用する場合は、本体の充電が必要になった場合に備えて、充電ケーブルを延長しモバイル充電バッテリーを手元で接続できるよう工夫をしたい。弊社では、カメラ本体からPF管を手元のプラボックスへ接続しUSB延長ケーブルを防水処理してボックス内に引き込んでいます。ちなみに、一度も充電した事はありませんが。
  9. 動作検知エリア無いの草刈りなどを行い、検知対象物(人)以外の誤検知を防止する。
  10. 本体にカラス等が止まったりした場合、アンテナに触れ下向きになる事もあります。このあたりはメーカーに固定方法など検討していただきたいのですが、いずれにせよメンテナンスは必要です。
  11. 本体上部の前に貼り付けてあるQRコードは、設定の際に必要(無くても設定可、あれば楽)となりますが、いずれ剥がれたり汚れたりで読めなくなります。写真を撮り印刷しておくか、剥がして保管すると良いでしょう。
  12. 設置場所でSDカードを取り外す場合、蓋の役割をしているLEDライトを取り外しますが、小さな固定用ビスが外れる構造のため紛失に注意しましょう。

いかがでしたでしょうか、その他にはアンテナ取り付け部の錆発生や、塗装面の劣化等が気になりましたが、いずれ改善されて行く事でしょうし「IPWS1128 鉄カブトPRO」の後継機も発売される事と思います。ますます性能アップされ、「AC電源の無い屋外での防犯カメラ」が通常の防犯カメラと同様の性能になる日も近いと思われます。

追記:Wi-Fiも無い場合は

「ソーラー防犯カメラ IPWS1128 鉄カブトPRO Part5 まとめ」の記事は、事務所のWi-Fiを利用できた環境でしたが、Wi-Fiが無くても利用可能です。ただし、設置場所でのカメラの設定・画像の閲覧等にはWi-Fiが必要となります。その際は、モバイルWi-Fiルーターが必要になります。利用したモバイルWi-FiルーターはAC電源の無い屋外での防犯カメラ 亀ソーラーPROの記事で紹介していますので、ご覧ください。