鉄カブトPROの運用を開始
AC電源の無い屋外での防犯カメラとして「亀ソーラーPRO」に続く新商品「鉄カブトPRO IPWS1128」を不法投棄など実際に試用したいと模索し時間が過ぎておりましたので、弊社の施工現場に設置し試用してみることにしました。今後この「鉄カブトPRO IPWS1128」について動作検証してまいりたいと思います。
設置内容
- 設置場所:住宅工事現場
- 設置目的:無人になる夜間の監視
- カメラの向き:東北東
- 日照条件:太陽が頂点に位置する時間帯は横向きとなる。以降背後から受光となる。
- 設置架台:今回は工期中の監視のため単管パイプに設置。
これまでに解った事
- 撮影画角110°とスペック表に記載があるが、カメラの撮影範囲を実測して求めた角度では90°弱であり、スペック表は画角の対角データであると思われる。
- 日の当たらない場所に20日間程放置し日に数回作動させていたが、バッテリー残量はほぼフル充電のままだった。12000AHと大容量バッテリー搭載の恩恵と思われます。
- 曇天時に設置したが、バッテリー残量表示は充電中との表記なので曇天時も充電されているようです。
- 本体重量が1.65kgと以外に重く設置の際の固定方法を考慮する必要がある。今回は単管用板止めクランプに座板を取り付けカメラのベースにしました。
- 本機に同封の説明書によればバッテリー容量が9600AHとなっていたが、ホームページの商品紹介では12000AHと異なっていたため、確認したところ説明書の記載が誤りで12000AHが正しいとの訂正がありました。
- ついでにセンサーのサイズについては1/2.9、焦点距離3.6mmとの情報を得ました。
今後の課題
下記について実際の動作状況を確認したいと思います。
- センサー検知範囲が5mであるので広範囲の検知ができない。
- センサー検知の際の警告音が、屋内テストでは大きいと思ったが、屋外では思ったより小さい。
- センサー検知の際の赤青点滅灯および白色点滅灯は屋外では照度不足に感じる。
- センサー検知の際の白色灯点灯の際の映像と赤外線のみの映像の違いを調査したい。
これら課題について調べてまいります。