防犯性能の高い建物部品の共通標章です
平成16年5月、官民合同会議では「防犯性能の高い建物部品」の普及を促進するため、「共通呼称(防犯建物部品)」と「共通標章(CPマーク)」を制定しました。
「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載・公表された建物部品のみを「防犯建物部品」と呼び、「CPマーク」の使用が認められるのです。警察庁:住まいる防犯110番より
CPはCrime Prevention(防犯の意)の頭文字です。
泥棒は5分であきらめる
上記表は、元泥棒へのアンケート調査結果です。表によれば5分で7割の泥棒が侵入をあきらめるということです。したがって、防犯建物部品の基準とは、この5分を耐えることなどを当面の防犯性能としています。また性能の基準となる「目標抵抗値」の基本的考え方は、
- 騒音の発生を可能な限り避ける攻撃方法に対しては、5分以上耐えること。
- 騒音の発生を許容する攻撃方法に対しては、騒音を伴う攻撃回数7回(総攻撃時間1分以内)を超えること。
となっています。
※注意:上記理由からも分かる通り、侵入を完全に防げるものではありませんので、侵入による損害については防犯建物部品を提供している各社共に損害賠償の対象としてはおりませんので注意が必要です。
防犯の意味は犯罪を防ぐことであり、防犯建物部品を使用し強化することで「防御」すると共に、犯罪企図者に対して困難性を認知させ、犯罪をあきらめさせる「抑止」効果を高めることになります。
では、実際に防犯建物部品を見てみましょう。
防犯建物部品
下記関連情報にて順次公開してまいります。