写真:ダミーカメラの映像ですが、内蔵されている場合はこのような赤外線LEDが数個から数十個搭載されています。夜間に薄く赤く光るタイプとまったく見えないタイプがあります。
防犯カメラには赤外線LEDが付いている
多くの防犯カメラにはデイナイト機能が備わっています。
日中はカラー映像で録画し、夜間は近赤外線(infrared=IR)を照射し白黒映像を録画します。夜間の防犯カメラから照射されいても、人間の目には見えませんので明るさに気づくことはありません。
可視光線であれば真っ暗の場所で50mも届く光源を見れば目が眩みます。
防犯カメラの赤外線も同様で、到達距離が50m以上もある機器では、その光源はかなりの強さになっているのです。
防犯カメラメーカーのAXES社のホームページで勉強中に次のような記事を見ました。
赤外線は見えないため、自然に順応して過度の露光から目を守ることができません。しかし、他の光と同じように赤外線に当たると熱が生じます。赤外線が発するこの熱を安全の目安として使用することができます。
最も強力な赤外線装置から10°の角度で赤外線を受けたとしても、2 m以上離れている場合は目に危害はありません。「光源の熱が感じられる場合は、その光を直視しない」というルールを覚えておきましょう。
赤外線が照射されている場合は直視は避けよう
このことから、直視しても眩しくもなんとも無い赤外線ですが、AXIS社の指導にある「熱を感じるよう強い赤外線は直視しない」ようにしましょう。長い時間直視を続けると白内障になるとの情報もあリます。
テレビのリモコンも赤外線ですし、青森で馴染みの電気コタツも赤外線ですね。